税理士料金の仕組み

税理士料金ってどんな基準で決められているの??

税理士の顧問料というと月々3万円~5万円が相場というのはよく耳にするけど、どんなサービス内容にお金を払っているのか分からないんですが・・・ というご相談をよくお受けします。

そんな経営者の疑問にお答えすべく、税理士料金の仕組みを解説します。

税理士が提供している業務内容は、大きく分けて4つに分けられます。

1:税務会計顧問

  1. (ア) 月次監査
  2. (イ) 税務相談
  3. (ウ) 税務指導
  4. (エ) 税務申告
  5. (オ) 節税対策指導
  6. (カ) 資金繰り指導※
  7. (キ) 経営計画策定指導※
  8. (ク) 経理業務改善指導
  9. (ケ) IT推進、指導
  10. (コ) 他社事例経営上のアドバイス

※については別途料金の場合あり

2:決算処理

3:税務調査立会い

4:オプションサービス

  1. (ア) 記帳代行
  2. (イ) 各種書類作成業務
  3. (ウ) 給与計算

 一般的に顧問料といわれているのは、「税務会計顧問」になります。
ここが税理士業界の中でも非常に曖昧なところではあるのですが、(ア)~(コ)までをすべて顧問契約のサービス内容に含んでいる事務所もあれば、(ア)~(オ)だけが顧問契約のサービス内容であるという事務所もあります。前者と後者の料金には大きな差があると思いがちですが、実際のところそれほど大きな差はありません。その理由としては、(カ)~(コ)については税理士になる前のキャリア、人脈、事務所の方針に大きく左右される部分で、実際のところ事務所同士の差別化をするための付加価値として提供している事務所も多いようです。まずは、税理士と一言に言っても、税理士になる前のキャリアや人脈によってサービスの内容に多少なりとも違いがあることを認識しておいてください。

 次に、実際の顧問料の仕組みですが、税理士(事務所)の投下時間から割り出されるというのが一般的です。訪問回数、仕訳数など税理士がその会社のために費やす時間から顧問料を割り出すというシステムです。したがって、一見言い値のように感じることも多い税理士料金は税理士自身の経験則から割り出されているというのが多いようです。今では事務所が業務に対する料金体系を明確にしている事務所も増えてきているので、料金を優先したいという方はそういった事務所をお勧めします。

税理士料金の相場って??

■税務会計顧問及び決算処理費用

年商1,000万以下 月額顧問料 決算料 消費税申告料 年間総費用目安
 毎月(訪問回数)  26,250円~  105,000円~  21,000円~  441,000円~
 3ヶ月に1回  15,750円~  315,000円~
 半年に1回  10,500円~  252,000円~
 年1回カイ(決算のみ)  157,500~  178,500円~
年商1,000~3,000万 月額顧問料 決算料 消費税申告料 年間総費用目安
 毎月(訪問回数)  28,350円~  113,400円~  21,000円~  474,600円~
 3ヶ月に1回  16,950円~  337,800円~
 半年に1回  12,600円~  285,600円~
 年1回(決算のみ)  170,100円~  191,100円~
年商3,000万~1億円 月額顧問料 決算料 消費税申告料 年間総費用目安
 毎月(訪問回数)  31,500円~  126,000円~  21,000円~  525,000円~
 3ヶ月に1回  25,200円~  449,400円~
 半年に1回  21,000円~  399,000円~
 年1回(決算のみ)  189,000円~  210,000円~
1億円以上 月額顧問料 決算料 消費税申告料 年間総費用目安
 毎月(訪問回数)  42,000円~  252,000円~  21,000円~  777,000円~

■税務調査立会い

 21,000円~105,000円/1日

■記帳代行費用

  100仕訳以下 200仕訳以下 300仕訳以下 400仕訳以下 500仕訳以上
 記帳代行  15,750円~  21,000円~  26,250円~  31,500円~  42,000円~

■給与計算

   10人まで  以降10人追加ごと
 給与計算  15,750円~  15,750円~

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