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1.個人事業者が納めなければならない税金は?
個人が事業をしている場合には、その事業の所得に対し所得税や住民税が課税されます。また所得が一定額以上ある場合には事業税が課税されます。さらに、基準期間(個人事業主の場合には前々年)の課税売上高が1,000万円以上あると、消費税の課税事業者となり、消費税を納めなければなりません(ただし、例外的に消費税の還付を受けることがあります)。そのほか、不動産を所有していると固定資産税が、自動車を所有していると自動車税が、また、機械や備品を所有していると償却資産税が課税される場合があります。
これらの税金については、所得税のように自らが計算して申告する申告納税方式と、住民税のように市町村などの課税団体が税額を計算する賦課課税方式に区分されます。